ヤマハ音楽教室 グレード試験8級Bコース対策と結果

ヤマハジュニア専門コースに通い始め3年目に入りました。
2年目3月にグレード試験8級Bコースを受け、先月末に結果が返ってきました。

今回も思ったのは、「ほどほどに練習していれば、8級も落ちはしないんだろうなぁ」ってこと。

ニコ
ニコ

あたしは今回も満点のSを目指すよ!!

娘は前回の9級は満点で合格したので、今回もそんな無謀なことを宣言。

ジュニア専門コース1年目で受けた9級Bコースについてはこちらをどうぞ。

前回は初見演奏の練習に苦戦して、対策練習を早めにスタートすれば良かったと後悔したので、今回は年末からゆる〜くゆる〜くスタートしました。

試験直前の一週間は、さすがに追い込み練習しましたが、今回は前々からスタートしていたので、そこまで追い詰められることなく対策できたかなと思います。

試験当日は良いのか悪いのか何の緊張感もなく、グループのお友達に会えて嬉しくてお喋りしたり踊ったりわちゃわちゃ・・・。
試験担当の先生からのアドバイスをよく聞いてくるよう伝えて送り出しました。

試験が終わってからは、まず先生からのコメントを項目ごとにメモ。
内容は微妙・・・メロディ聴奏が最初少しつっかえちゃった、と言っていたので、満点はなさそうだなと思っていました。

本人もなんとなく感じたようで、

ニコ
ニコ

満点は無理そう。49点のSかな!

Piyokko
Piyokko

それでもマイナス1点て・・・随分前向きやな・・・

そんなやり取りをして一ヶ月。

グループレッスンの時、ついに結果が返ってきました。

結果はこちら!

娘の予想、大当たり!

ランクはギリS!

伴奏付けでマイナス1点・・・なぜか聴奏ではなく、伴奏付けという謎の結果に、娘も私も「あれっ?」て感じでした。

試験後の先生からのコメントには伴奏付けは「リズム通りに弾けていました」だったんです。

聴奏については「後半はスラスラ弾けていました」というコメントだったので、前半がスラスラ弾けずマイナスになるんだろうなぁと予想していました。

内容は想定外の結果となりました。

そんな8級Bコースの試験でしたが、では今回もどんな内容でどんな対策したのかをお伝えします!

こんな方におすすめ

・ヤマハ音楽教室のグレード試験8級試験を受ける方

・グレード試験8級の内容を詳しく知りたい方

・グレード試験8級の対策ポイントを知りたい方

グレード試験8級Bコース内容について

グレード試験については、9級対策でご説明していますので、こちらでは割愛します。
今回は9級と8級の違いについてメインにお伝えしようと思います。

グレード試験って何?という方はこちらから読んでみて下さいね。

項目については8級は9級と同じです。
初見演奏メロディ・ハーモニー聴奏伴奏付け自由曲2曲の演奏の4項目です。

ここから項目ごとにご説明します。

初見演奏

初見演奏は、9級と比べると少しだけレベルアップしたかなぁという程度。
何がレベルアップしているのかというと、主に左手の伴奏部分です。

左手は9級は単音が多かったですが、今度は和音で弾く部分が増えます。
そして転回形が出てきます。

制限時間は9級と同じ30秒程度なので、右手はささっと読めるくらいになっていれば、左手を読む方に時間を充てるよう時間配分の練習をするとスムーズでした。

他にやっておいた方が良いのは苦手なリズムの取り方。
娘の場合は8分の3拍子が苦手だったので、『1・2・3、1・2・3』とリズムの取り方を練習したりもしました。

ちなみに、9級で初見ができるようになったからと言って、続けていなければできなくなります!
娘は8級の練習を始めたばかりの時は、1分かかっていました。

伴奏付け

こちらも内容は9級と同じです。

9級の時は1小節に1つの和音しか入りませんが、8級になると7小節目に和音が2つ入ります。
7小節目に正しい和音をつけられるか、伴奏形のリズムが正しく弾けるかがポイントになります。

娘の場合、7小節目は問題なくできていましたが、まさかの2小節目での間違えが時々あったんですね。
2小節目はⅣ(4度)かⅤ7(属七)が入るんですが、その選択を間違える。

右手の音から和音を推測するという意識をしながら、とにかく色々な問題をこなしました。

結果論ですが、この項目が足を引っ張ったので、もう少し練習量を増やせば良かったです。

聴奏

8級も9級同様、メロディ聴奏、ハーモニー聴奏それぞれあります。

娘の場合、メロディ聴奏は9級の時と同じ対策のみでしたが、こちらは問題なくいけたと思います。

問題はハーモニー聴奏
これは9級の時も苦労しましたが、今回は転回形が入るので難易度が上がり、慣れるまでは苦労しました。

対策についてですが、まず前提として9級でやった「左手ベース音の上がり下がりは聴けて当たり前」でスタートです。
もしそこが自信のない方は、9級のハーモニー聴奏の練習からスタートしてみて下さい。

9級のハーモニー聴奏がバッチリでしたら、次は右手のカデンツです。
基本形、第一転回形、第二転回形の練習をします。

Piyokko
Piyokko

その時に大切なのが『一番上の音(高い音)を意識して聴きながら弾く』ということ!

例えば、ハ長調。

Ⅰ度の基本形は『ドミソ』、第一転回形は『ミソド』、第二転回形は『ソドミ』。
一番高い音が『ド』ならこのカデンツは第一転回形だと分かります。

これは娘が練習している中で気付いたことなんですが、それを意識するようになってからハーモニー聴奏はクリアできるようになりました。

上の音を聴けと言われても、私のような音楽素人は聴くことすらできないんですが、おそらくヤマハの幼児科から通っている子どもたちや、個人でもピアノを習っていて耳が慣れている子どもたちなら練習を重ねれば出来るようになりますので、毎日カデンツを弾く練習をしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は9級とは変わる部分、8級対策をお伝えしました。
8級も基本は毎日練習あるのみです!

9級の時にも書きましたが、特にハーモニー聴奏の対策でお伝えしたような「高い音を聴けるよう」に耳が慣れるには一日、二日ではどうにもなりません。

毎日少しずつ、3ヶ月くらいかけて練習するなどの方が、子どもへの負担も少ないのではないかなと思います。
グレード対策の他にもテキストの練習やセンターによっては発表会、コンクールが重なるところもあり、曲の練習もやらなければならない状況である方も多くいらっしゃると思いますので、無理なく続けられると良いですね。

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