ヤマハ音楽教室 J専1年目を終えて①

2022年4月、娘がヤマハ音楽教室ジュニア専門コース1年を修了しました。
5月からは2年目に突入しますが、ここで、専門コースに1年通ってみた感想、反省などをお伝えします。
あくまで一個人の体験談としてご覧ください。

こんな方におすすめ

・ヤマハ音楽教室幼児科に通われいてる方

・幼児科以降の進路に悩まれている方

・ジュニア専門コースについて知りたい方

・ヤマハ音楽教室に通っているとどんなことが出来るようになるのか知りたい方

予習と復習について

幼児科の頃、先生からは「予習はCDを聴いてくるだけで良いです。復習はしっかりやって下さい」と言われていました。予習よりもレッスンで習ったことをしっかり家で練習する方が重要とされています。
娘のニコの場合、幼児科の頃から予習はやっていました。
「予習をした方がレッスンですぐ弾けるから楽しい」と思ってしまったようで、CDを聴いて気に入った曲はどんどん勝手に一人で進めていました。

J専に進んでからはと言うと・・・

グループレッスンでは先生から「予習してきてね」とは言われません。
やはりしっかり復習することを強調され、宿題として出ます。
当の娘は、相変わらず好きな曲はバンバン弾きますが、それでも、ジュニアのテキストは楽譜の中に空欄があって、レッスンで習って初めて完成するような曲が多いんです。

それに、これは娘の性格上の問題ですが、「レッスンで弾けなかった・・・」としょぼんとすることも多いので、予習に関して止めてもいません。
むしろ早く弾けるようになることで気持ちに余裕が出て、移調・イントロ・間奏・コーダなどを耳コピして、CDに合わせて最初から最後まで弾くと言うことに挑戦したりします。
そういう娘を見ていると、

Piyokko
Piyokko

音楽を楽しめているって良いわぁ〜

なんて羨ましくもあり、ヤマハ音楽教室に通って正解だったなと実感したりします。
レッスンでも、幼児科の頃は、例え両手で弾けていても「今日は右手だけね〜」と言われ、進度の遅さに不満を持つこともありましたが、J専では「両手で弾ける子は弾いちゃって!」的なスタンス。
楽しんで通えています。

しかし、ですよ。やはり復習は予習以上に大切!
これは本当に声を大にして言いたい!!!

先ほど娘は予習をしていくと書きましたが、予習以上に復習はしっかりやっています。
というか、復習せず先の曲を予習しようとする時は、さすがに注意します。
まずは習っている曲を練習することが大前提です。

先生の方針にもよるとは思いますが、娘の先生は合格になった曲も毎回レッスンで弾くので、合格した曲の練習も怠れません。
よく合格して弾かなくなったら、数ヶ月して弾けなくなっている、なんて話もよく聞きます。
少しでもレパートリーとして残すためなのか、娘の先生はそのように指導してくれます。

では個人レッスンではどうかというと。

こちらについては弾いてきて当たり前で進みます。
予習という感覚ではなく、家で練習した成果を先生に見て頂いて指導してもらうという感覚です。
特にJ専を受け持たれるような先生は「弾く曲はどんどん進めてね」というスタンスの方が多いのでは無いかと思います(一個人の感想ですが)

実体験

このように、復習は宿題として出されますが、これがやってくる子とやってこない子では、いくらJ専の子と言えど差が大きく開いてきます。
実際、娘のクラスには、レッスンについていけず、通うのが嫌になってしまっている子がいます。その子は他の習い事があって疲れてしまうようで、家での練習が進まないのだそうです。
グループのみんな仲が良いので楽しくやっているようですが、やはり弾けないと先生から指導が入ることも多くなります。
練習しない → 弾けない → 先生からの指導が増える → ピアノが好きじゃなくなる → 練習しない → 弾けない・・・
このような悪循環に陥る前に、親としてもなんとかしたいものですね。
練習の習慣をつけるため使える文具などコチラでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

進度は?

では、曲の進みはどうなのかというと、やはり少し速いと感じます。

新しいテキストで始まったばかりの頃、グループレッスンでは、変奏やアンサンブルも含め、だいたい5、6曲ほどを同時進行で進めます。

右手 → 左手 → 両手 の流れは幼児科と変わりませんが、これを1回のレッスン内でやってしまうこともしばしば。
「今週は右手をやったから、来週左手やるよー」なんて言われていた一年前が懐かしく感じられますね。

個人レッスンは最初の頃は4、5曲ほど。
一年経った今では、大体4〜6曲ほど見てもらう曲を練習しておくイメージで準備しています。
個人レッスンはグループレッスン以上に先生の進め方次第で変わりますので一概には言えないところもありますが、発表会やコンクールが近くなると、テキストがなかなか進まなくなるので、できるうちに合格をもらえるよう頑張った方が後あと良いですよ。

実際のところ、娘も2年目に入りますが、まだテキスト2の真ん中あたりで、今慌てて練習しています。

1日の練習時間は?

これは子どもによってすごく差が出るところですよね。
基本的にJ専の子は抱える曲の数が多いので、こなそうと思えば必然的に練習時間は増えます。
時々、毎日1、2時間は練習する、なんて話をブログなどでも拝見しますが、我が家の場合・・・
ズバリ! 娘は平日は30分〜1時間。
私の仕事が休みで一緒に練習する時は2〜4時間。
かなりまちまちです。

Piyokko
Piyokko

平日少なっ!!

理想は毎日同じ時間練習することですが、残念ながら、基本は練習が好きな方ではない娘。
それでも、J専が始まって半年くらいは、勝手に練習してくれていました。
練習の習慣が身について良かった〜!なんて喜んでいたのも束の間。
少しずつ曲の難易度が上がり、一人で練習することが不安で、なかなかピアノに向かえなくなってしまったのです。

問題は個人レッスンのピアノ。
最初の頃は簡単だったので一人で進めていました。特にジュニアのテキストは専門コースと言えど、それほど難しくはありません。
しかし、ソナチネやブルグミュラーなどテキスト以外の曲も始まってくると、これがなかなか思うように進めてくれなくなりました。

ニコ
ニコ

曲が長いから、ママと練習したい・・・

そんなことを言うことも増えてきました。
普段、仕事でなかなか練習にも付き合えず、頭ごなしに怒ったところで、ますますピアノの練習をしなくなるし・・・すごく悩んだことも多かった一年だったなと思います。

一方、グループレッスンの方は、曲としては簡単なので、こちらは一人でもやります。
基本復習ですし、なんならイントロなどの耳コピも一人で練習している時にやっています。
創る宿題は少し苦手で、私と一緒にやることが多いのですが。

娘は弾くのは得意だけど、創るのは苦手・・・グループのお友達の中には創るのが上手な子がいたりと、子どもの個性によってマチマチ・・・。
しかも学童に通っているとか、いないとか・・・他に習い事をしているとか・・・
環境によって大きく変わってきます。

大切なのは、他人の家とうちを比べないということ。
比べていたらキリがないなと思いました。
というのも、J専に進もうかと悩み始めた2年ほど前から、ネットや他の方の書いたブログなどを読み漁ってきましたが、皆さん練習時間に関しては本当にバラバラ。
各家庭によって状況も違うし、比べようがなかったんです・・・。しかもうちのようなシングル家庭で、母親の帰りが21時を過ぎることがある家というのも滅多に無く(というか、同じ境遇の方には未だに出会えていません)

参考程度にいろんな方の話を参考にしながら、いざ、うちの子はどうかな・・・とやっていった方が、親としても精神衛生上いいと思います。

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