ヤマハ音楽教室 J専2年目を終えて

今月、ヤマハ音楽教室のジュニア専門コース3年目をスタートさせた娘。
メンバーも1年目から変わらず、みんな仲良くレッスンをしていて、本当にこちらのセンターを選んで良かったなと感じている日々。

Piyokko
Piyokko

2年目を無事終えましたが、テキストはグループも個人もバッチリ残っているけどね!!!

ニコ
ニコ

みんなそうだから大丈夫!

あまり進んでいなくても焦りもしない娘と、一人焦って(個人レッスンでは)毎回ハラハラする私。

相変わらず、のんびりJ専生の娘ですが、2年目で少し変わったところもあるので、今回は2年目で出来るようになったこと、また反省点、今後の課題を書いていきたいと思います。

こんな方におすすめ

・ヤマハ音楽教室 ジュニア専門コースについて知りたい方

・専門コースではどんなレッスンをするのか知りたい方

・幼児科以降の進路に悩まれている方

1年目より更に伸びた『聴く力』

まず2年目で何かが大きく変わったり、レッスンがいきなり難しくなったと感じることはありませんが、覚えることは少しずつ増えていきました。

2年目になって親の私には無理・・・と思ったのが『カデンツの転回形』が出てきたこと。
転回とは「ドミソ」のカデンツで一番下の音を上に一回持ってくる「ミソド」で弾くことを【第一転回形】、更に下の音をまた一番上に持ってくる「ソドミ」で弾くことを【第二転回形】と言います。

音感の無い音楽素人の私にはハ長調のⅠ度は「ドミソ」にしか聞こえず、2回転回しても「ソドミ」には聞こえません!

でもヤマハっ子はそういう音を聞き分けることができるようになります。
そして、それがグレード試験8級でも聴奏の問題として出てきます。

またレパートリーの曲を聴きながら弾いていく中で、イントロ・間奏・変奏・コーダまで聴いて弾くというのを続けていますが、1年目の時は、ところどころ聴き取れない箇所があって音が抜けたりした部分もありました。
2年目は(曲にもよりますが)一曲丸々イントロから最後まで弾けるようになっていて。
この耳コピ力は上がっているのにはビックリしました。

また何調か瞬時に分かるようになっていて、テレビを見ている時に知っている曲が流れると、これはハ長調だとか、ト長調だとか言っていたり。

先日は、初めて訪れた大阪で、弁天町駅(だったかな)で乗り換え電車を待っている時に流れた音を聞いて、

ニコ
ニコ

ファラミラ、ファラミレ〜

と歌っていたり(笑

ちなみに、娘の場合は、聴こうと思わないとドレミでは聴こえないらしいです。

読譜力

J専テキスト程度の曲であれば、一人で譜読みを進められるようになりました。

ヤマハの場合、CDが付いてくるからというのもあるとは思いますが。
それでも一年前と比べると、音を読むスピードは上がっているのでそういう意味で上達しています。

ただ、アナリーゼまできちんとできているかというと、それはまだできていません。

楽譜に「クレッシェンド」と書かれていなくても上へ上がっていくように弾こう、とか。
このフォルテはこのくらいの音で弾こう、とか。

残念ながらゆるゆるJ専生の娘は、そういう部分を読み解く力はまだついていないので、これは今後の伸びしろ部分(前向きに言うと)

本番に慣れた

大きな舞台での発表会、コンクール。
1年目の時は毎回緊張して、その緊張が顔に出まくっていて先生にも心配されていましたが、2年目も終わりとなると余裕が出てきたようです。

弾く直前になって、

ニコ
ニコ

ちょっと緊張するかも・・・

こんな軽い感じ。

1年目から人前で弾いた回数を数えてみると・・・

個人発表会(ピアノ) 2回
JOC 2回
コンクール 2回
ミニ発表会 1回
アンサンブル発表会 1回

もう8回は弾いているんですね(多分うちの楽器店はこれでも少ない方でしょう)

しかも大きな舞台になればなるほど、舞台から観客が見えないから、それほど緊張しないとか(娘談)

J専の良いところはこの本番の多さ。
「親も子も度胸がつく」と言われていますが、これは私も本当だと実感しました。

娘の課題としては、小さな舞台・ミニコンサートのような観客席の目の前で弾く発表会。
観客が近いと緊張するそうで、その緊張からかミス連発でした。
3年目はそこも克服してもらいたいものです。

これから3年目、今年はアンサンブルEF、ピアノの方は外部コンクールにも出る予定。
本番でいかに力を発揮できるか、課題はまだまだ盛り沢山です。

練習の習慣

Piyokko
Piyokko

練習は毎日やる習慣がついたよ!・・・と自信を持って言えない我が家

とは言え、仕事で私がいなくても毎日ピアノに向かう習慣はついてきました。

幼児科の頃からあの手この手で練習の習慣づけをしようとやってきました。
でも進級や入学、学校の行事など生活環境が変わることで、身についた習慣づけがリセットされ、また一から・・・なんてことの繰り返しでここまできました。

体育がある日は、疲れてなかなか練習に集中できない・・・

学校で嫌なことがあると練習が始まれない・・・

コンクールの課題曲が難しくて、譜読みはママとやりたい・・・

曲を作るのは苦手だからママとやりたい・・・

2年目になっても娘なりの事情や(わがままにも近い)要望はたくさんあって、山もあれば谷もありました。

特に娘は、学校から家に帰ってからひと遊びすることでストレス発散して、スッキリしてから勉強とピアノに向かった方が集中できるタイプ。
学校から帰ってすぐに勉強、ピアノの習慣になっている子が羨ましいと思っていましたが、それは娘には合わないんだと、2年生の終わり頃になってようやく気付きました(遅っ・・・)

3年目、おそらくまた練習が始まれない問題は出てくるでしょうが、なるべく怒らずピアノに向かってもらえるようサポートしていきたいと思います。
また練習の内容・質を上げていくことが今後の課題となりそうです。

親も成長

成長しているのは子どもだけではありません。

山も谷も子供と一緒に経験することで、もちろん親も成長しています。

私の場合、1年目の反省だった『スケジュール管理』も2年目はそれなりにこなせたように思います。
コンクール、発表会前もそれほどピリピリせず、前年よりは心に余裕を持って臨めました。

1年目の反省点はこちらの記事をどうぞ。

これから私が考えることは、娘がいかに自分で考えて練習するか宿題をこなせるようにするかです。

特に曲を作る宿題・・・娘が最も苦手とする宿題で、これはなかなか進みません。
なんならレッスン日当日に渋々作る、みたいな。

私は教えられないので、もう本人に頑張ってもらうしかないので、前向きに取り組んでもらえるよう、どう声かけしたら良いか模索中です。

良い案が浮かんだら試してみて、またこちらでお伝えしたいと思います。

さあ、3年目も楽しくヤマハライフ過ごせるよう頑張ります!

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