2024年4月、ヤマハ音楽教室ジュニア専門コース3年目を終了しました。
専門コースをスタートして3年が経ちましたが、3年目は特に『音楽を作る力』が伸びた一年でした。
途中何度か辞めようか悩んだこともありましたが、本人の頑張りと先生の温かなご指導、仲の良いグループのお友達のおかげでやってこれた三年間でした。
さて、先日新しいテキストも配られたので、古いテキストたちを整理しつつピアノ周りを整えていた時のこと。
何やかんや3年使い続けているもんだなー
って思えるものがいくつかあったんです。
これからピアノ・エレクトーンのレッスンが始まる方への参考になると良いなぁと思い、
今回はピアノ周りのグッズでオススメしたい物、使っていて気になることなど書いていきます。
音楽をやっている子、音楽グッズ好きな子へプレゼントを考えている方もぜひ目を通してみてください。
今回は一番使う足台についてお伝えします。
他にも使って便利なもの、1年目から使い続けているものを紹介しています。
合わせてお読み下さい。
・ピアノの練習をこれから始めるお子さんをお持ちの方
・ピアノ周りのグッズについて知りたい方
・音楽好きな子へプレゼントを考えている方
子供のピアノの練習に必須! 足台について
ピアノを習っている方は、家にグランド・アップライトのピアノ、もしくは電子ピアノなどの楽器を用意するのは大前提として。
次に必要なものが椅子(これは楽器の購入時一緒に買うかついてきますよね)
そして子供のピアノに絶対必要な物が『足台』
うちも最初のピアノのレッスンで、先生からはまずこの足台の話がありました。
ピアノはまず姿勢からスタートしますので、足台は必須です。
実は、うちは幼児科(年長)の秋頃から個人レッスンでピアノを月2回つけていたのですが、その頃はまだ足台を用意していませんでした。
専門コースに行くつもりではいたものの、まだ専攻楽器を決めかねていたから。
娘のニコはピアノの音が良い!とピアノ希望でしたが、私としては最初エレクトーンをやって欲しかったという気持ちもあって。
また、ニコ本人がかなり優柔不断で・・・ギリギリで変わりそう!って思っていたこともあって、ピアノさえも一年レンタルしてスタートしたのです。
では足台が無いのにどうしていたかと言うと・・・
レゴのピンクバケツを足台にしていたと言う、今考えるとありえないことをやってしまっていました。
↑
これ!画像残ってました(笑
その後、発砲ブロックで手作りしたりしたこともあったんですが、この画像は残っていなかった・・・
さすがにピアノ専攻となってからは、レゴに足を乗せておくわけにはいかないので、ちゃんとした足台を購入することに。
ネットで『ピアノ 足台』と検索すると商品はたくさん出てくるわけで。
じゃあ何が良いの?って話なんですが・・・
一言に『足台』と言っても大きく3種類あります。
『補助ペダル』『補助台』『アシストスツール・アシストペダル』です。
何が違うのか?
うちの娘の場合、も含めてお伝えしたいと思います。
『補助ペダル』と『補助台』について
まず『補助ペダル』とは、台とペダルが一体化している物。
小さいうちから長く使えるのでコスパを考えると一番良いと思います。
ペダルを使う曲もこれ一台でいけるので、悩んだらまず補助ペダルをオススメします。
重さがあって安定感があるので、しっかり体を支えることができますよ。
ピティナも推奨しているのは、こちらの一体型ペダルです。
対して『補助台』というのは、ペダルの部分がない足置きのための台です。
まだまだペダルを使うのは先かな・・・という方はこちらでも良いかと思います。
例えば、幼稚園から小学低学年くらいのお子さんがピアノを始めるのでしたら、補助ペダルをオススメします。
ヤマハのJ専でもテキストでペダルを使う曲は出てきますのでペダルは必須になりますし、補助ペダルで早くペダルに慣れておいた方が良いです。続けていればいずれペダルは使いますから。
また例えば、身長130cmくらいの子で、これから初めてピアノを習います!という場合は、補助台かもしくはこの後に紹介するアシストスツールとアシストペダルを用意した方が良いかもしれませんね。
このように、どちらを選ぶかはお子さんの身長やピアノを始める時期(年齢)によって変わりますので、よく検討して下さいね。
まずうちの場合で言ってしまうと、先生からは「長く使えることを考えると補助ペダル」とオススメされたこともあり『補助ペダル』を選びました。
メーカーは吉澤。
AX-100(現行品はAX-100α)
これを選んだ理由は、レッスンで同じ形の物を使っているから。
またうちはアップライトピアノですが、グランドピアノにも兼用して使用できるから。
実際、まる3年使っての感想ですが、本当に安定感が良い!
ちゃんと高さを合わせてセットすれば、いくらペダルを踏んでも一切ガタガタしません。
ペダルも外れたことがありません。
いまやどの曲でもほとんどペダルを使うようになったので、これは重宝しています。
ただし!
補助ペダルを検討している方、覚悟してほしいことが一点あります。
なんと言っても重い!!!!ということ
これは本当に覚悟して下さい!(笑
先ほどのAX-100αは7kg近くあります。
コンクールはだいたい「家から持って来て下さい」が多いです。
もちろん借りられることもありますが、使い慣れていた方が良いからと、持ち込む方が多いんですよね。
まぁ肩にズッシリきますよ・・・
駐車場から会場まで距離があると「うわぁ〜〜」って思ったり、またその日が雨だったりすると「アシスト用意しておけば良かったかな・・・」と一瞬後悔したりもします。
でも家に帰って、また練習をスタートさせると、やぱりこれで良かったかな!ってなるんですけどね(笑
学年が上がってくると、身長的に足台を使わない子も出てくる中、あの大きさの足台を使う子は少なくて若干目立ちます(笑
小学3年の時に出たコンクールでは、ほとんどの子がアシストスツールとアシストペダルを使っていました。
娘の場合、小学1年生の夏の発表会で初めてペダルを使った曲にチャレンジしました。
ペダルを使い始めるのが割と早いもんだなと思ったので、うちは補助ペダルにしておいて正解だったなと思っています。
『アシストスツール』と『アシストペダル』について
身長が130cm以上になってくると、足が床までつくのにもう少し!という時が来ます。
そんな時にはアシストスツールとアシストペダルがあると便利なんです。
ペダルを使う時は別に『アシストペダル』を用意します。
『アシストペダル』は、ピアノのペダルに直接差し込んで固定して使います。
補助ペダルと比較すると、実際にペダルを踏んだ時と感覚が近いので、より高度なペダリングの練習ができます。
ただアシストスツールが高く上げることができず、一般的に身長130cm以上から使用できると言われています。
その他、補助ペダルと大きく変わる点は、持ち運びが軽くて楽というところです。
先にも書いたように、補助ペダルは重いので、コンクールなどに持っていくとなるとやはりアシストペダルの方が良いですよね。
娘もちょうど今が130cm。
まだ補助ペダルでもいけますが、そろそろ高さが合わなくなってくる頃なのか。
でも今更買い替えたところで2年も使わないだろうし・・・とか、またケチケチばあさん襲来です。
足台の高さ調整とちょっとした不具合
メーカーはヤマハとか吉澤とか甲南あたりが有名どころでよく出てきます。
そして購入前に確認しておきたいのが、「高さ」「高さ調整の仕方」です。
高さはどのメーカーにも載っているので見て頂くとして、ここでは高さ調整方法について。
調整できる高さが段階的に決まっていて「5段階」「6段階」などの表記がある物。
例えばコチラの商品
↓
吉澤 AX-RH
こちらは「6段階」調整可です。
高さが約13cm。
そこが一番低くした時の高さで、そこから調整して上げていき、一番高い位置で23.5cmまで上がります。
13cmから23.5cmの間の4つの高さは決まっていて、右のハンドルで調整します。
対してこちら。
吉澤 AX-51
↓
こちらは高さが12〜22cm。
無段階ネジ式のタイプです。
横のネジをクリクリっと回して高さを調整するので、先ほどのように「○段階」という表示はありません。
お子さんを椅子に座らせ、台に足を乗せてネジを回しながら上げていき「この高さが丁度良い!」というところでストップできるのでジャストの高さにできるのが利点です。
我が家の補助ペダル(AX-100)もこの無段階ネジ式タイプ。
他にもフリーストップ式というタイプもあります。
こちらは身長に合わせて高さの変更が素早くできてロックがかけられるので、兄弟数人で使用する場合は便利です。
4年目ともなってくると、ペダルを使う曲がガンガン出て来るのでペダルを使わない日はありません。
AX-100も毎日家で使っていて問題なく使えていました。
ただ、去年の年末あたりから、娘の体重も重くなってきたからなのか、ちょっとした問題が起こってきました。
それは『使っているといつの間にか高さが下がっている』ということ。
最初気づいたのが、娘ニコの一言。
ペダルを踏んでいないのに音が響いている!
というところからでした。
あれ?!と思って見てみると、少し台が下がったことでペダルも一緒に下がっていて、それがペダルを踏んでいないのに踏んでいる状態になっていたんです。
AX-100はネジ式なので、台の高さを少し高くして元に戻せば良いので、大したことではないんですが・・・
高さを決めてロックをかけられる仕様ではないので、やはり娘の体重により、ほんの数センチ(多分娘が気づかないほどほんの少し)下がってしまうのか?
とはいえ、使ってもあと一年くらいだし、じゅうぶんお世話になりました。
最後に
いかがでしたか?
何を選ばれるかは、お子さんの状況に合わせて変わってくるとは思いますが、お子さんが長く使ってもらえるよう合ったのもを選んであげて下さいね。
他にも使って便利なもの、1年目から使い続けているものを紹介しています。
合わせてお読み下さい。