ヤマハ音楽教室ジュニア専門コース3年目が終了して、4年目がスタートしました。
気づけばあっという間の3年間。
この時期は進級してテキストも変わるので、グループのテキストと個人レッスンで使っているピアノのテキストたちを一旦整理しています。
ついでにピアノ周りをふと見てみた時、
1年生の時から使ってるな〜
という物がいくつかあったので、今回は4点ほどご紹介、使った感想もお伝えしたいと思います!
前回、ピアノをスタートしてすぐ『足台』を用意しました、という記事を書きました。
足台は子供のピアノには必需品!
これからピアノを習います!というお子さんがいらっしゃる方は併せてお読みください。
幼児科の頃によく使っていた文具たちをオススメしています。
子どものピアノ 練習に便利なアイテム4選<文具編>ジュニア専門コースピアノ専攻の子にエレクトーンは必要か?
娘のエレクトーンを使った練習方法をご紹介しています。
・これからピアノを始めるお子さんをお持ちの方
・ピアノ周りのグッズについて知りたい方
・ピアノの練習にどんな物があると便利なのか知りたい方
・音楽好きな子へのプレゼントに参考にしたい方
形から引ける 音楽記号辞典 ジュニア版
ずばり、本です!
専門コース1年目の時。
割と早いタイミングで、個人(ピアノ)レッスンの先生から「まずは楽語を覚えること」と言われました。
「楽語」というのは、音楽用語のこと。
楽譜には音符だけではなく、強弱記号や速度を表す記号、どのような表情をつけて演奏するのかなど、演奏するための情報がたくさん書かれています。
例えば、f フォルテ(強く演奏する)、legato レガート(なめらかに演奏する)などなど・・・・・
ヤマハのジュニア(グループ)のテキストや個人レッスンで使うヤマハのピアノのテキストにも載っていますが、それでは全然足りません。
特にヤマハのテキスト以外の楽譜を使うようになってくると、絶対に必要になります。
子供向けの楽語辞典、何種類か出ていますが、うちではあえてこの本を選びました。
ヤマハが作っている本です。
あいうえお順でも引けるだけでなく、記号や用語の役割(拍子記号や速度記号など)ごとに分かれて掲載されているので、意味の検討をつけて探すことができるんです。
難しめな漢字にはルビがふられていたり、また使われている言葉がわかりやすいので、低学年のお子さんも読むことができます。
あたしは1年生の時、学校に持っていって読んでいた時期があるよ!
画像の本、よく見るとシワシワでくたびれ具合がすごいもんね・・・
イラストもあって分かりやすいし、今でも使える本だよ
メトロノーム
これはピアノに限らず、楽器をやっている人は、全員持っていて当たり前な物ですね!
一定のリズムで演奏するため、リズムを刻むもので、ピアノ練習では部分練習の時には絶対使います。
メトロノームには『振り子タイプ』と『電子タイプ』と2種類あります。
目と音で確認できる『振り子タイプ』
昔から見る振り子のタイプは、ピアノの練習にはオススメです。
なぜなら、メトロノームの針の動きを見ながらリズムを取れるから。
ピアノは音が大きくてメトロノームの音が聞き取れない時があります。
そんな時は耳で音を聞きとるだけでなく、振り子の動きを目で見てリズムをとることができるんです。
また手元や楽譜だけでなく前を見て弾く練習にもなりますよ!
ゼンマイ式なら電池切れを起こす心配はありません。
水平なところに置く必要がありますが、たいていピアノの上に置いているパターンが多いのではないでしょうか。
正確なリズムを刻む『電子タイプ』
コンパクトで持ち運びで便利な電子タイプ。
数値で速さを合わせられるので、簡単で正確にセットできます。
クリップが付いているタイプやイヤホンが付けられるタイプのものもあるので、例えば管楽器など他の楽器もやる方でしたら使い勝手は良いでしょう。
ただピアノだけで使う場合は、振り子タイプのところでもお伝えしたように、目で見てリズムが取れるという部分で劣ってしまうのであまりおススメはしません。
スマホアプリも便利! メトロノームアプリ
うちは振り子タイプを買うまではこのアプリを使っていました。
なんなら今でも、振り子タイプだと取りにくいリズムの時は使っています!
これは振り子タイプのメトロノームを持っている方に併用してほしいアプリ。
アプリならではの機能があるからおすすめなんです!
どういうことかとうと・・・
例えば、チェルニー30番 No.7
4分の4拍子のこの曲をメトロノームで練習するよっていう時。
左手の黄色の部分。
振り子タイプだと「ド」の音の時、メトロノームの音に合わせてリズムを取ります。
「ド」の後の「ソミソ」「ラファラ」・・・はメトロノームからは音は出ません。
「タン、タン、タン、タン・・・・」というイメージで練習していきます。
対して、このアプリを使うと・・・
こんなふうに、細かく設定できるようになっているので、黄色の丸で囲んだ「16分音符」を選べば、「ド」のあとも「タタタタ」と音が出るようになるんです。
「タタタタ、タタタタ、タタタタ・・・」と。
振り子タイプとの大きな違いがココ。
これがけっこう役に立っています。
特に例であげたような分散和音を練習する時、苦手な4の指がもつれて遅くなったり、速くなったりしがち・・・そんな時にアプリのメトロノームで部分練習するようにしています!
アプリのダウンロードは無料なので、ぜひ持っておくと良いと思います。
充電式ホッカイロ
え! ホッカイロ!? って思われるかもしれませんが、年中使っています!
よく使うのはもちろん冬なんですが(当たり前ですね)・・・
発表会、コンクールの時は夏でも持って行きます。
なぜなら会場が冷房で寒いから!!
これは娘のニコが1年目の時の話。
うちのセンターは真夏にピアノの発表会があるんですが、会場内がガンガン冷房がかかっていたんです。
初めてのホールでの発表会ということもあって、念のため上着は持って行ったんですが、手のことは何も考えていなかったんです。
緊張もあったと思いますが、演奏前、手がかなり冷えていて。
本番の演奏はなんとかなりましたが、その発表会でもその後コンクールに出た時も、使い捨てカイロを持っていたお姉さんがいました。
汗をかく人はハンカチも握っていましたが、直前まではホッカイロで手を温めておく。
ただ使い捨てカイロって数時間温まるのに、使うのは一瞬って・・・・・
もったいない!!!!
出た!! もったいないおばさん!!!!
・・・・・・・・・うるさいよ
普段から使い捨てカイロってエコじゃないってずっと思っていて、使いたい時だけ温まるってできないのかと考えて辿り着いたのが充電式ホッカイロだったんです。
↑
うちが購入したものがお店になくなってしまったので、似た機能のものをご紹介します。
これはホッカイロとしてだけでなく、モバイルバッテリーとしても使えます。
温度の調整は2段階(45°と55°)。
真ん中の窓の部分に温度が表示されます。
端子は左側のC端子(ホッカイロを充電する時に使用)、右側がUSB端子(モバイルバッテリーとしての使用時)
スイッチを押せば数秒で温かくなり始め、数分でMAXまで上がるので、冬の時期は(ピアノに関係なく)私も仕事の時に毎日使っていました。
直接握っていると45°でも熱すぎるなぁと感じることもあったので、100均でフワフワ巾着を探して、そこに入れて温まる時もあります。
サイズ・デザイン、いろいろな種類が出ていますので、ぜひ探してみて下さい!
ボイスレコーダー
家でもレッスンでも使えるボイスレコーダー。
娘のグループレッスンは、1年目から親の同伴は無しでした。
そのため、レッスンにはボイスレコーダーを持たせ、録音して復習に使っています。
(もちろん先生には許可をもらって録音しています)
最近はレッスンの録音はいらないかなとも思っていますが、作曲のアドバイスなど本人が忘れそうで不安な時もあるので、今も録音してはいます。
レッスンだけでなく、これは家での練習でも使えるのでおすすめなんです。
最初に言ってしまうと・・・もしレッスンは録音せず、スマホのアプリとか使えるよって環境の方はボイスレコーダーは必要ありません!
スマホやタブレットのアプリを使って下さい。
我が家は、iPadを家に置いてはあるんですが、それを勝手に娘に使っていいよとはしていないので、ボイスレコーダーを使ってもらっています。
タブレットを自由に使えるようにしてしまうと、YouTubeとかゲームとか始めてしまうので、ロックをかけて開かないようにしてあるんです。
私は仕事の時は帰るのが夜。
日中の練習には全くタッチしていません。
子供一人だけで練習する時、効率よくやってもらうため、自分の演奏を録音して聴くというのをやるよう言っています。
弾いている時、どうしても弾く方に集中してしまい、自分の音を聴くという意識がなかなかできていないんです。
でも音楽って、自分の出している音がどんな音なのかを聴くことがとても大切。
先生からも口すっぱく言われていますが、これが一人で練習しているとできていない。
でも本人的にはできていると思っている・・・・・。
やはり客観的に聴くため録音するって大切なんですね。
そんな理由から、子供にも使いやすいボイスレコーダーを購入しました。
これはボタンもわかりやすくて、子供でも簡単に使えました。
難点は少し離れたところの音が拾いにくいこと。
そのため、レッスン中に部屋を歩き回りながら指導する先生の声が小さくなってしまうことがあります。
聞こえにくいからと音量を上げてしまうと、エレクトーンを弾いた時の音がかなり大きくなり過ぎてしまいます。
家での練習で同じ場所で使用するのには良いのですが、レッスンでも使用するならもう少しマイク機能の良いものをおすすめします。
これがピアノ練習に必要?!な実用的な物をご紹介しました
いかがでしたか?
日々の家での練習、レッスン、発表会本番、様々まな視点で4点ご紹介しました。
これ使ってみようかな、というものが見つかったら嬉しいです!
家での練習や子供のモチベーションアップに使えるものまで、これからもいろいろご紹介しますのでお楽しみにしていて下さい!
ヤマハJ専3年目を終えて。ピアノ練習で3年間使い続けている物① 足台編 J専3年目を終えて。ピアノ練習で3年間使い続けている物③幼児科の時に使っていた物の紹介記事もアップしています。
ぜひ読んでみて下さい。
ジュニア専門コースピアノ専攻の子にエレクトーンは必要か?
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